2020-06-29

[コラム]地方アパートの管理について

私は地方出身ですが、実家の近くでは一時期多くのアパートが同時期に建築されていました。

 

場所は地方都市の主要地区から少し外れた場所になりますが、近郊にイオンが出来たことで多くの店が周囲にも出店するようになり、アパート需要が高まったというのが理由のようです。

 

一時期は需要と供給が合致していたのかそこまで空室が目立つように感じませんでしたが、その後我も我もとアパートの建築ラッシュが同地区で続き、あっという間に目に見えて空室が目立つようになりました。

 

築10年も経たないアパートで結構な空室率ですので、オーナー様の心境推して知るべしです。

 

こうなりますと、自主管理のオーナー様はもちろんのこと、サブリースなどで契約しているオーナーの方々にとって10年もキャッシュフローが出なくなってしまうという最悪のパターンに陥っている方が少なくないのが目に見えます。

 

需給の状況を見誤ったと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、どこまで緻密にLMを行っているのかは甚だ疑問な所です。

 

苦しい場所でアパート経営を強いられてるとしても、需要はあるわけですから勝ち残る人はいます。新しいアパートに打ち勝つためにどういった細かい施策を打てるか。入居者の側には色々なニーズがあります。何も必ずしも新しいものだけを求めている人ばかりではありません。

 

賃料の細かな設定、周辺状況の共有、ちょっとしたアメニティの違いなどでアパート経営を安定させているオーナー様がたくさんいらっしゃるのも事実です。

 

このような際に、OWNERS REPORTをご利用頂いて、不動産管理会社・オーナー様双方が納得いくやり方を細かく模索していくべきだと考えます。